新薬の後発医薬品であるジェネリック医薬品会社サワイグループ HD

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すっかり皆さんの中でも、ジェネリック医薬品は浸透しました。新薬(先発医薬品)の特許が切れて、同じ有効成分で作られた後発医薬品のことです。そのなかでもトップ企業のほうに属するサワイグループ HD、その独自の製薬技術の特徴とジェネリックについてご紹介します。

■ジェネリック医薬品のおさらいとオーソズライドジェネリック

後発医薬品とジェネリック医薬品、呼び名は違うけれども同じ意味です。厚生労働省が、医療費削減の一環として打ち出したものでした。高齢化社会のなか、医療費は膨らむ一方なのに、少子化に伴い、収められる税金や保険料が減っていて、医療保険制度が傾いていたのです。最初は皆さん、一級品である先発品がいいと後発医薬品には消極的でした。どんなに安全だといわれても、すっかり同じではないものを信用するのは難しい問題でした。しかし、その安全性や有効性を証明し、少しずつ浸透させていったのは、サワイグループHDをはじめとする後発医薬品会社の熱心な情報提供があったからです。

ちなみに、皆さんはオーソズライドジェネリックをご存じでしょうか。普通のジェネリックは、新薬と有効成分と安全性が同等なものですが、オーソズライドジェネリックはその上をいきます。有効成分のほかに、原薬の作り方、添加物、作り方まですべて同じで、製造工場も一緒のものが多いものです。ただし、すべてのお薬に作られているわけではないため、こちらが良い方は確認する必要があります。

■サワイグループ HDの独自開発した技術SAWAI HARMOTECH

各後発医薬品会社が、最も力を入れていることはなにでしょう。いくらでもお薬を飲みやすく、続けやすくすることにつきます。そのなかで、サワイグループ HDが力を入れた技術が、 SAWAI HARMOTECHと銘打った技術です。これは、生産性を向上させるための製造技術と、飲み心地がいいと感じられる技術の総称です。なかでも、皆さんに直結するのは、飲みやすくする技術の方ではないでしょうか。

まず、高い強度、高い耐湿性、そして早い崩壊性によって、硬いけれど湿気に強く、それでいて口内ですぐに溶けるという、口腔崩壊錠の弱点を克服させました。さらに、錠剤が大きかったり、数が多くて飲みづらかったりする場合でも飲み込みやすくなるように、唾液に触れた時点で錠剤の表面にゲル状の膜ができて、飲み込みやすくする技術も開発しました。最後に、光に不安定だった薬やフィルムでコーティングした錠剤の溶けにくさを改良した、光に強く溶けやすいフィルムコーティング口腔内崩壊錠を開発したのです。すべては患者様のため、「良薬は口に良し」を目指した結果です。

■「なによりも患者さんのために」の企業理念を胸に

サワイグループ HDの製剤工夫は、他にもあります。新薬よりあとに発売する分、最新技術を駆使してより良い製薬を実現しました。大きい錠剤を小さくしたり、コーティングして苦みを軽減させたりといった飲み心地を改善しました。さらに、錠剤自体に薬品名を印字することで、飲み間違いを防ぐ工程を入れています。そして、従来の剤形では飲みにくかったものを、飲みやすい剤形に変更して製品にしました。ほかにも大切なのは、医療関係者の皆様や患者さんへの情報提供です。

365日24時間体制で、製品特徴や使用方法、安全性などについて、問い合わせに対応しています。もちろん、製剤についての意見や要望は、より良い製品として届けられるように、きちんと生かしています。また、患者さん向けに健康増進のサイトなどで、さまざまな情報を発信しています。すべては患者さんのために、これからも研究開発は続くでしょう。